■ 商品構成 スコットパーツナンバー 0382-04 (上部カバーマウントカウンターシンクボルトx4個) 1046-10 (上段カバーマウントソケットボルトx6個) 0382-05 (下段 オイル ドレン カウンター シンク ボルト x 2個) 0620AB-400、または、、0620AB-400-S (メインボディ-サポーターマウントソケットボルトx2個) 0338-55(メインボディ-上段カバーマウント用O-ring x 1本) 0338-56 (下段 オイル ドレン O-ring x 2個)
上記チタンパーツ14パーツと3つの周辺製品を含む17パーツのセット構成です。
※複数購入をご希望の方は、購入時に数量を指定してください。 オークションシステム上出品数量の最大個数が9個ですので、 10個以上必要な方はお申し付けください。
■ 商品説明
■ 製作ストーリー
スコットステアリングダンパーチタン合金ボルト&オイルシールコンプリートセットです。 現在はオーリンズに買収されたスコットロータリーダンパー用に製作しています。
形がクラシックでありながら製品のクオリティが非常に高く、 メンテナンスが簡単で、いろんなメーカーの中でも私が一番好きなダンパーです。
それで実は私が使っているダンパーに装着したくて作った製品なんです。
大したことではない簡単なボルトですが、装着時すぐに目立つコックピット部分に位置し チタン特有の質感で装着後見るたびに目が楽しい商品です。
たった1回の交換で、スコットダンパーの外装コンディションを極上に引き上げることができます。
付属のシールを使用してオーバーホールする際に使用することもできますが、 構造がとても簡単でオイルが汚れやすいダンパーです。
下側のドレンボルトを2つほどほどけば簡単にオイル交換が可能です。 大きな異常なく作動するダンパーをあえて外す必要はないので、 ボルトを一つずつ外して、交換で一つずつ装着してもいいです。
パーツナンバー0620AB-400、あるいは0620AB-400-Sの本体とサポーターをマウントする 2 つの純正ボルトは、盗難防止機能付きボルトです。
実は製作するにはそれほど難しくはありませんが、 毎回乗る時に不便を感じた理由もあり、 窃盗がごくありふれた北米、ヨーロッパと違って市民意識の高い日本ではあまり必要ないと思いノーマルソケットボルトで製作しました。
しかし、スコットダンパーの特性上、ボルトを2本ほどほどけば簡単に取り外しができ、盗難に弱いことは明らかであるため、 不安な方は、本体マウントボルトを2本だけ純正ボルトを使ってもいいと思います。
スコットダンパーの上下板マウント純正ボルトは直径4mmのボルトで、私がマニュアルを探してはいませんが、締結トルクがおそらくわずか3~4Nm程度でしょう。
バイク整備に一般的に使われるトルクレンチでは感知できないほどの非常に小さなトルク値です。 そのため、スコット社でも複数の小さなボルトを締結する方式で締結総合トルクを高め、オイル漏れを防ぐ方法を選んでいると思います。
もっと大きなボルトはデザインを損ないますからね。
多くのライダーの方々が自己整備しながら、該当パーツをオーバートークで締めて工具締結部分が壊れる場合が多いんですよ。
ひどい場合、工具締結部分が完全に壊れて、後でパーツオーバーホール時に正常に開けられない事態までもしばしば発生します。
チタンボルトもやはり万能ではありません。
工具サイズ3mmのレンチを使用する小さなパーツですので、オーバートルクで締めると当然頭が壊れます。
特に、上板の下側のカウンターシンクボルト、いわゆる皿ボルトと呼ばれる4つのボルトは、構造上、工具締結深さを掘り出すのにも限界があります。
必ず適正トルクで締め付け、中国製ヘックスレンチではなくKTCやコーケンなどの公差範囲が検証されたメーカーの工具で組み立てと取り外しをしてください。
大まかに結束して締め付けず、必ず工具をボルトの一番端まで入れるという感じで締結し、 3~4Nm程度のトルクでそっとロックしてください。
当然、すべてのボルトに該当する話ですが、経験上、小さなボルトほど工具の精度がより重要でした。
ボルト頭の中間部分に一つ一つドリリング加工を施して丁寧に作られた製品です。
チタンボルトは純正ボルトの約半分の重さです。 素材はチタン合金のTi-6Al-4V、通称64チタン(グレード5)を使用しています。
優れた強度、耐食性、耐熱性の素材で該当パーツとしっかり結合され、最上の性能が期待できます。 バイクの軽量化によりバイクの性能特性(ハンドリング、可/減速力)も向上します。
また錆びない素材なので、何年経っても元の発色のままでバイクの品位を高めます。
チタンパーツは一般的にカーレースによく使われるパーツですが、 馬力比軽量なバイクに使用すると、そのポテンシャルが極大化されるパーツだと思います。
ぜひその性能を体感してみてください。 |