■様々な部品を合体させて制作しております。
■今回の商品 『キューピーベア 弐号機』・・・・
本来は、テディベアB。
彼も また 初号機(テディベアA 同様) )物質社会の歪の中で生まれたのでした。
まずは、ここで、テディベアB (弐号機)の 生い立ち について 話させてください。
【 生い立ち ●●●
テディベアBは、東京の新宿に住む夫婦 と 子供 がいる 家庭に 初めて 引き取られました。
こどもは、確か・・・ 姫 と ぼくちゃん だったと思います。
テディベアBが その家に来た時、
同時に もうひとり キューピーちゃん も一緒に この家にやってきました。
ふたりとも とても 愛くるしかったのですが、
その当時は キューピーが めずらしい為 だったから なのでしょうか? 子供たちは ふたりとも キューピーを 欲しがりました。
姫は 既に テディベアを もっていたのですが、
お母さんは、姫に テディベアBを 与え
ぼくちゃん には、キューピーを 与えました。
すると、当然、姉弟は キューピーの取り合いで、毎日喧嘩する毎日が続きました。
そんな ある日・・・
キューピーを取り合って喧嘩していると、
キューピーの腕がとれ 足が取れ 顔が割れ…
もう… ぐちゃぐちゃ に なってしまったのでした。
そうなると ぼくちゃんは すごく怒り、
姫のテディベアを 床に叩きつけました。
その勢いで テディベアBの顔が 吹っ鳶び、テディベアBも 悲しい姿になってしまいました。
そこに お母さんがやってきて、その惨状を見るなり、子供たちを すごく叱りました。
「ものを 大切にしなさい!! 次に やったら 許しませんよ!」
と さんざん説教した後、
ボロボロになった テディベアB と キューピー を持って 子供部屋から出ていきました。
そして、
キッチンに戻ったお母さんは 無感情に テディベアB と キューピーを
燃えるゴミのゴミ箱に 投げ入れ
忙しそうに スーパーに買い物に出かけました。
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それから どのくらい時間がたったでしょうか…
テディベアBは 目を覚ました
となりには
子供部屋にいた時から すでに 絶命していた キューピーの、
胴体や手足 そして 頭が 転がっていました。
その瞬間 あの愛くるしいテディベアBは 変わりました。
もう、 依然のテディベアB では ありません。
世の中への 憤り、恨み、苦しみ、憎しみ、怒り、怨念、激怒、復讐・・・
様々な 負の感情が テディベアBの心を支配していました。
隣にころがっていた キューピーの部品を
自分の欠損している部分に 移植して
震えながら 立ち上がり 前を向きました。
そして、
テディベアBは
全身に 力と熱が 湧き上がってくるのを 感じながら
この世の中への 復讐…
否…
「世直し」
を 誓ったのでした。
<おわり> ●●● 】
■座った状態で 約13cmくらい の大きさです。
■キューピーも テディベアも 約40年くらい前の ビンテージものです。
■昔のものを使用して アートとして よみがえらせて いますので、状態は、それなり、だと思っておいてください。
■素人保管で、経年変化、汚れやキズ、等あると思ってください。
■ご不明点は、オークション終了前に、ご質問ください。
■ご落札後3日以内にご連絡いただけない場合は、「落札者の都合によりキャンセル」とさせていただきます。
■USED・ビンテージ、ということで、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。